手汗が酷くてハンドルが滑る!車の運転中に手汗を抑える方法とは?

あなたは、車の運転をしているとき、手汗が酷く、下記のような困った経験をしたことはないでしょうか?

  • 手汗が酷くて、ハンドルが滑りやすく運転しづらい。
  • 手汗が酷くて、ハンドルがヌルヌルして気持ち悪い。
  • ハンドルに水滴がつくほど汗が出てしまい、助手席の同乗者に指摘され、気まずい思いをしたことがある。
  • カーナビを操作した際、画面に水滴がつくぐらい、指先から汗が噴き出している。

車の運転は、普段よりも緊張してしまうので、誰しも手に汗をかきやすいものです。
しかし、緊張しているとはいえ、拭いても拭いても止まらない手汗により、危うく事故を起こしてしまいそうになったり、また恋人や友達とドライブをするようなシーンで、同乗者に手汗を指摘され、恥ずかしい思いをしたくはないですよね?

筆者は幼少期より、手足から異常な量の汗を発汗してしまう、局所性多汗症を患っています。
車の運転時はもちろん、それ以外の普段の日常生活においても、多くの場面で手汗が原因で生活に困ったり、恥ずかしい思いを沢山してきました。
しかし、生まれながらの手汗持ちだからこそ、効果的な手汗対策や、生活のちょっとした工夫や知恵で、今では上手に手汗と付き合っていけるまでになりました。

今回は、車の運転中に手汗が出てしまう原因、また車の運転中に手汗を抑えることができる効果のある手汗対策方法を、筆者のリアルな実体験も交えつつ、ご紹介したいと思います。

車の運転中に手汗が出る原因とは?

車の運転中に手汗が出てしまう原因としては、主に以下の3つの原因が考えられます。

  1. 車内の温度によるもの
  2. 緊張や不安による精神性発汗
  3. 多汗症を発症している

それでは1つづつ、詳しい原因を見ていきましょう。

①車内の温度によるもの

運転中に手汗が酷いと感じた場合は、まずは車内の温度設定を確認してみましょう。
特に暑い夏場の時期は、エアコンの効きが悪かったり、車内の温度が下がるまで時間がかかることが多いため、手の平からも大量の汗をかいてしまうことが考えられます。
また、冬場については、他の体の部位はそれほど発汗していないような場合でも、エアコンの風の当たり方によっては、ハンドルを握る手の周辺が暖められ、手汗が出てしまうことも考えられます。
まずはエアコンを調整して、快適な車内温度になるよう、調整してみましょう。

②緊張や不安による精神性発汗

車内の温度により発汗が原因ではない場合、車の運転中に手汗が出てしまう一番の原因は、緊張や不安による精神性発汗です。
精神性発汗とは、緊張や不安、興奮など精神的なストレスが原因で発汗する汗のことを言います。汗が出る部位は主に手の平や足の裏、ワキの下などの限定された部分のみで、短時間に大量の汗を発汗してしまう、という特徴を持っています。
不安や緊張状態に陥ると、自律神経の一つである「交感神経」がとても過敏に反応し、その結果、手の平などから大量の汗が発汗してしまうと言われています。

車の運転の場合は、下記の項目に当てはまる場合は、精神性発汗により手汗が出ていると言えるでしょう。

  • 車の運転にまだ慣れていない
  • ペーパードライバーで、普段車の運転をする機会は少ない
  • 車のバック駐車(車庫入れ)がとても苦手
  • 知らない土地を車で走るのは、怖いと感じる

上記の項目に一つでも当てはまるものがある場合は、精神性発汗により車の運転中に手汗が出てしまっていると言えるでしょう。

筆者は東京に住んでいるのですが、都市部に住んでいる場合、普段の日常生活で車を運転する機会はほとんどありません。会社に通勤するのは電車ですし、車を持とうにも駐車場代もすごく高くつくため、車自体を所有していません。旅行などのイベント時にレンタカーを借りたり、実家に帰省した際に運転をする等、年に数回程度しか車を運転する機会がありません。
私と同じように、都市部に住む人は、普段運転する機会が少ない人も多いはず。久しぶりの運転の場合は、どうしても変に緊張スイッチが入ってしまいがちです。

③多汗症を発症している

車の運転中だけでなく、普段の日常生活においても、多くの場面で手汗が気になっている場合は、多汗症を発症している可能性が非常に高いと言えます。

例えば、日常生活において、手汗によりこんな困ったことを経験されたことはないでしょうか?

  • 手汗が酷くて、人と手をつなぐことや握手をすることをためらう。
  • スマホの指紋認証が手汗のせいで反応しないことがある。
  • おつりを受け取るとき、手汗がバレないか不安になる。
  • テスト用紙が波を打つぐらい、ヨレヨレになってしまう。

上記の項目に一つでも当てはまるものがある場合は、『手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)』という、汗の異常発汗をしてしまう病気の可能性が非常に高いです。

多汗症かも?と思われた場合は、下記の記事から多汗症かどうかセルフチェックが行えますので、ご確認ください。

あなたは日常生活に支障を来すほどの、異常な汗をかいてはいませんか? 手の平や足の裏、ワキ、頭部や顔面などから、明らかに他の人より異常だと思う量...

多汗症を発症している場合、前述した精神性発汗とのダブルパンチを食らう形になりますので、車の運転中は終始手汗が止まらない…という状況になる場合も多いでしょう。
筆者の場合も同様で、この手汗のダブルパンチにより、時にはハンドルからポタポタと手汗が滴り落ちる程の、とてもすごい量の手汗が出てきてしまいます。
助手席にいる同乗者からもくっきり見えるぐらい、ポタポタ手汗が滴るので、それはそれは恥ずかしく、惨めな思いをしたことがあります。
また、ハンドルが手汗によりとても滑りやすくなるため、思わぬ事故の元にもなりかねません。多汗症を患っている場合、後述します運転中に有効な手汗対策をしっかり行わないと、命の危険も危ぶまれます。

運転中の手汗を抑える有効な対策とは?

では、運転中の酷い手汗を抑えるためには、どのような対策は取ればいいのでしょうか?
筆者の経験をもとに、有効な手汗対策をご紹介いたします。

まず運転中の手汗対策は大きく分けて、以下の2つに分けられます。

  1. 運転中に出てきてしまった手汗の不快感を軽減する対策
  2. 手汗自体を抑える対策

多汗症を患う方や、普段の日常生活において支障があると感じる程の手汗で常に悩んでいる方は、①だけでなく②の対策も積極的に行いましょう。

①手汗の不快感を軽減する有効対策

インナー手袋の着用する

筆者が運転をする時に必ずする手汗対策としては、インナー手袋を着用することです。

インナー手袋とは、ゴム手袋やビニール手袋を利用する方用に作られた、手袋の下に着ける手袋のことです。洋服でいう肌着(インナー)のような役割を果たす手袋となり、通気性のないゴム手袋やビニール手袋を使った作業中に、ムレや汗のべたつきのような不快感を抑える効果があり、通気性・速乾性・吸汗性がある素材で作られています。
また、伸縮性のあるナイロン生地で作られているため、手の平にフィットすることから、細かな作業にも対応できる手袋です。

元々は、精密機械などの組み立て工場等の作業員さんや、薬品会社などで実験をする研究員さんなど、終日通気性のないゴム手袋やビニール手袋を利用している方向けの、手汗対策として誕生した手袋です。

通気性・速乾性・吸汗性がある手袋なので、まさに手汗に悩む人にとってはぴったりの手袋だと言えるでしょう。

インナー手袋については、下記の記事でより詳細を確認頂けます。

あなたは、インナー手袋をご存知でしょうか? 手汗に関するサイトは沢山ありますが、執筆時点でインナー手袋を紹介しているサイトが他にないため、...

個人的な感想にはなりますが、ドライビング用手袋よりも手の平へのフィット感や通気性、速乾性ではインナー手袋の方が着け心地は良いと感じました。また値段もとても安価なのも非常にオススメできる理由の一つです。

Kanako

Kanako
手汗防止用のハンドルカバーもいいですが、手汗が酷いとすぐにカバーも傷んでしまうため、個人的には安価なインナー手袋の方がオススメです!

 

エアコンの風向きを手元に当たるように調整

すぐにでも出来る対策としては、エアコンの風向きを手元に当たるように調整することです。エアコンの風を手元に直接吹き付けることで、手汗への即効性があります。
また車に元々ついているエアコン機能を利用するため、特にお金もかかりません。

しかし、長時間の使用をしていると手先がどうしても冷たくなりがちだったり、また場合によっては自分の手元に風が来るよう細かな調整が出来ないこともあります。
このため、信号待ちの間だけ、手汗を乾かす目的でエアコンの前に手をかざして冷風を吹き付けるのも良いでしょう。

インナー手袋+エアコンの風向き調整を行うことで、運転中に出てきてしまう手汗の不快感は、大きく減らすことが可能かと思います。

②手汗自体を抑える有効対策

塩化アルミニウム液の使用

まず1番に試して頂きたい方法が、塩化アルミニウム液を使った制汗対策です。
塩化アルミニウムを溶かした水溶液を手の平に十分に塗り込むことで、汗の出口(汗腺)にフタをし、汗自体が出てこないようにする方法です。

塩化アルミニウム液は制汗作用がとても強く、「多汗症」の治療において、第一選択肢とされるほど、その制汗効果が高いと評価されている薬剤です。

この塩化アルミニウム液は、近くの薬局やドラッグストアではまず手に入りません。
通常は汗の疾患を診てくれる専門病院でないと処方されないことが多いため、汗の疾患を診てくれる専門病院への受診をするか、またはネット通販でも買える塩化アルミニウム液配合薬を見つけましたので、下記の商品を試してみてください。

【日邦薬品】オドレミン 25ml塩化アルミニウム濃度:13%
25ml:1,000円
日本国内で販売されている市販薬の中では、塩化アルミニウム濃度が最も高い商品。ビンをよくふってから、汗のかきやすい部分に適量を指先で塗布して下さい。
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デトランスα  ワキ用/手足用塩化アルミニウム濃度:20%
25ml:初回2900円
医療先進国デンマーク発の制汗剤。
塩化アルミニウム濃度は20%と高く、海外製品のため日本の薬事法での規定値を超える高配合。販売実績75万個、多くの汗の悩みを抱える人々に支持されています。
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※ネット通販専用商品

塩化アルミニウム液は、一般的に濃度が高い方が制汗効果が高いのですが、その分肌への負担や刺激も強いため、肌荒れやかゆみが生じることが懸念されます。
このため、初めて塩化アルミニウム液を使用する場合は、濃度の低いオドレミンから使用をするか、濃度の高いデトランスαの場合は少量ずつ様子を見ながらの使用をオススメします。

また塩化アルミニウム液は、汗が出てくる患部に直接塗り込み、汗の出口(汗腺)にフタを作って、汗が出てこないようにする治療方法です。
この汗の出口にフタを作る期間は個人差がありますが、数日~1週間程度は継続利用をしないとフタがきちんとされず、手汗・足汗の効果が感じられません。
このため、塩化アルミニウム液を入手後、すぐに使用して手汗に対し即効性がある方法ではなく、少なくとも数日間使い続けることが必要になります。
少し根気がいる方法ではありますが、一度汗が止まるまでは、必ず根気強く使い続けてください。

個人的な見解にはなりますが、塩化アルミニウム濃度20%レベルの商品を使えば、他の手汗対策グッズとは比べ物にならないぐらいの高い制汗効果があります。
筆者の個人的な見解にはなりますが、ご自身の手汗のレベルが、日常生活で支障が出るレベル(常に手汗で頭を悩ませているレベル)の方は、塩化アルミニウム液の使用以外では、手汗に関しての制汗効果は感じにくいと思います。(※ETS手術は除く)

塩化アルミニウム液の効果的な使用方法はこちらの記事を参考にしてください。
酷い手汗に悩んでいる方はぜひこの治療方法を試してみることをオススメします。

局所性多汗症の有効な治療方法のひとつに、「塩化アルミニウム液」という外用薬での治療があります。専門病院を受診した場合にも、多汗症治療の第一選択肢...

手汗対策用クリーム『TESARAN(テサラン)』の使用

日常生活で支障がでる重度の手汗レベル(常に手の平から手汗が出ているようなレベル)の場合は、上述した塩化アルミニウム液配合の商品でないと、まず手汗を止めることはできません。
しかし、肌が弱かったり、敏感肌で塩化アルミニウム液を使うことができないような場合は、手汗対策用クリーム「TESARAN(テサラン)」の使用はオススメができます。

テサラン(TESARAN)は手汗に特化した制汗クリームです。近年では手汗対策クリームとして、ネットで話題になっています。肌に優しい成分で作られているため、肌が元々弱い方や、小さなお子さんでも安心して使える商品です。

テサランの制汗効果などの詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

手汗用の制汗クリームとして、近年ネットで評判が高い商品といえば「テサラン(TESARAN)」が有名かと思います。 ネットでは割と良...

なるべく緊張せずに運転をするには?

どんなに手汗対策を行っていたとしても、運転をするたびに極度に緊張し続けてしまっては、手汗を完全に止めることはできません。
運転中の手汗を抑えるためには、なるべく緊張せず運転をすることが大切になります。

車の運転機会を積極的に作る

免許を取得したばかりであったり、まだ運転自体に慣れていないと感じられる場合は、出来るだけ車の運転をする頻度をあげて、早く車の運転に慣れるようにしましょう。
何度も繰り返し運転をすることで、あなたの運転技術は確実に上達します。そして、あなたが身に着けたスキルはきっと運転することに対しての自信につながり、自然と緊張せず車の運転ができるようになるでしょう。

車を保有していない場合は、レンタカーやカーシェアリングのサービスに申し込み、なるべく積極的に車に触れる機会を作りましょう。
筆者の経験上ですが、半年以上車に乗らない期間を作ってしまうと、久々に車を運転した際、とてつもなく緊張してしまいます。このため、少なくても数か月に1度程度の頻度で車に乗る機会を作り、あなたの運転スキルを保つことがとても重要です。
運転しない期間が長ければ長いほど、覚えていたはずの運転スキル(特にバック駐車や狭い道でのすれ違い等)がどんどん忘れ去られてしまうので、注意が必要です。

ポジティブ思考で楽しく運転を

手汗が出たらどうしよう、車を運転するのが怖い、うまく駐車ができるかな…など、車を運転する際は、ただでさえネガティブな考えで頭がいっぱいになってしまうものです。
これでは運転当日、極度に緊張してしまって手汗がたくさん出てきてしまうのも無理はありません。

まずは運転する目的を改めて思い返してみましょう。
どこかにドライブに行く予定なのでしたら、着いた目的地で過ごす楽しみなこと(綺麗な景色や美味しいご当地の食べ物等)をイメージを沢山することで、自然と運転する緊張よりもワクワクする気持ちが勝り、リラックスして運転に臨むことができるようになると思います。
運転することにばかり意識を集中させず、ポジティブ思考で運転をしたその先の楽しさもイメージしながら運転をすることが大切です。

私の実践している手汗対策が、同じように手汗で悩んでいる方の助けになれば幸いです。

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