手汗用の制汗クリームとしてAmazonや楽天で販売されているロエグア（Roegua）。
ロエグアは一般の薬局では購入できない、通販専用の商品のため、購入検討の際にその効果が気になるところです。
- 酷い手汗の場合でも、ちゃんと効果は感じられる？
- 即効性がある商品なの？
- 安心して利用できる？
そこで、幼少期より重度の手汗・足汗で悩む筆者が、ロエグアの実力を本音でレビュー・徹底検証したいと思います。
手汗・足汗で悩む、多くの方の参考になれば幸いです。
結論からお伝えしますと、重度の手汗でお悩みの方は、ロエグアよりも塩化アルミニウム液での治療や、別の手汗対策クリーム（テサラン）の方が制汗効果が高く支持されています。
実際の効果的な使用方法や筆者自身の実体験を包み隠さず書いていますので、下記の記事も是非ご参考にしてみてください。
目次
筆者の手汗レベル
まずはロエグアを本音レビューをする、筆者の手汗レベルを簡単に紹介させて頂きます。
ロエグアの使用感や口コミ、商品レビューを書く前に、実際にどのような人が使った感想なのか、自分の手汗レベルと比べてどうなのか、気になりますよね。
そこで筆者の手汗レベルを包み隠さずお伝えいたします。
あなたの手汗レベルと比較しながらお読み頂けると幸いです。
汗に関するマイデータ
- 幼少期より、手汗・足汗の多汗症を発症中
- 多汗症レベル：レベル２～３（手足から汗が水滴になって流れることもしばしば）
- ETS手術は代償性発汗が怖くて受けてない
- 手汗・足汗以外は多汗症の部位なし（顔面や頭皮、ワキは症状なし）
実際の手汗の発汗量
お見苦しくはなりますが、実際の筆者の発汗量は、下記画像・動画を参考にして下さい。
（画像をタップすると拡大することができます）
多汗症を専門に扱う病院での診断では、重度の局所性多汗症であると診断されています。
まだ病院への受診をされていない方の場合でも、私と同じ程度発汗量がある場合は、重度の手汗と言って良いでしょう。
管理人Kanako
プロフィールページには、上記以外にも、今までの汗遍歴と多汗症あるあるを掲載しています。詳しいプロフィールページも是非お読み頂けると嬉しいです！
ロエグアの商品詳細
ロエグア（Roegua）は手汗に特化した制汗クリームです。
手汗に効果・効能があるとされる有効な成分が、一定の濃度で配合されており、「医薬部外品」の認定を受けている商品となります。
＜医薬部外品とは？＞
効果・効能の認められた有効成分が一定の濃度含まれていますが、人の体に対する作用が穏やかなもので、日常的な不快感の緩和を目的としたものを指します。
病気の治療を目的とした薬のことを指す「医薬品」とは異なり、主に【防止・予防】を目的に作られている商品のことをいいます。
簡単に言うと、ロエグアは「手汗を防止してくれる（手汗を出にくい状態にしてくれる）クリーム」となります。
詳しい内容は後述いたしますが、手汗が出てしまった状況時に特効薬のような形で瞬時に汗を抑える商品ではありません。（ロエグアの楽天公式サイト上にも「手汗が出る前に予防する」と表記されています）
商品概要
| 内容 | |
|---|---|
| テクスチャー | クリームタイプ |
| 価格 | 2980円（税込） |
| 送料 | 無料 |
| 内容量 | 30g |
| 返金制度 | 100日以内の全額返金制度あり |
手汗クリームとして、ネットで有名なテサランに比べて、価格が安いうえに、送料無料、内容量もテサランよりも5gも多いという点では、経済的に購入しやすい商品と言えます。
また、効果がなかった場合の返金制度もあるため、相性が悪かった場合でも安心できます。
ロエグアの主な有効成分
ロエグアには手汗に対して下記の有効成分が入っています。
- フェノールスルホン酸亜鉛
聞きなれない成分のため、簡単にどのような成分なのかまとめました。
フェノールスルホン酸亜鉛
フェノールスルホン酸亜鉛は実は化粧品表示名で、成分の正式名称は「パラフェノールスルホン酸亜鉛」という名前の成分です。
この成分は、低刺激ながら汗の出口であるエクリン腺に働き、汗の分泌量を抑制してくれる収れん作用があることが特徴です。
肌にとても優しい成分のため、小さいお子さんや、肌が弱い人でも安心できる成分です。
ただし、多汗症治療で最も定番である「塩化アルミニウム液」ほどの協力な制汗作用は、残念ながらありません。
また、フェノールスルホン酸は「収れん作用」で汗を抑制することから、手の平や足の裏には毛穴がない部位であることから、収れん作用はあまり効果が期待できません。（※収れん作用とは毛穴をキュッと引き締める効果のことです）
このため成分からみると、手汗レベルが酷い場合は、思ったような制汗効果は期待できないと言えるでしょう。
ロエグアの実力を徹底検証
ロエグアは重度の手汗には、成分的にあまり効果が期待できなさそうですが、実際に重症レベルの手汗を患う筆者が徹底レビューをしたいと思います。
ロエグアの公式楽天サイトから注文後、2日後には自宅に届きました。
手汗クリームとしてネットで有名なテサランよりも値段が安い！そして、テサランよりも容量が5g多い30gのため、とてもお買い得感があります。
ロエグアの使い方
ロエグアの使用方法はとても簡単で、汗が出る前の乾いた状態の手の平に、小豆粒程度のクリームを塗り込む、というものです。
テサランは米粒ほどの量に対し、ロエグアは小豆粒程度ということで、1回の使用量は結構塗り込む必要があるようです。下記の画像の分量を手に塗り込んで様子を見てみます。
クリーム状のテクスチャということと、小豆粒ほどの量のクリームを塗り込むため、塗り込んだ直後は結構ベタベタするな～と感じました。このベタつき感が個人的には好きではなく、塗り込んだ直後からじんわり手汗が滲んできてしまいました。
手汗が酷い方なら「あるある」で共感いただける、またはイメージが思い浮かびやすいと思いますが、ハンドクリームを塗り込んだ直後に手汗がでてきてしまう、あの感覚とほぼ同じような使用感でした。
ロエグアで手汗は本当に止まる？
上述したように、塗り込んだ直後からじんわりと汗が出てきてしまいました。
私の場合、本当にリラックス時に使用をスタートしないと、「ロエグアを塗った＝汗スイッチを押してしまっている」ということになっているようなので、いつでも気軽に使用できるものではなさそう、と一番最初に感じました。
その後、数回使用してみましたが、やはり塗った直後のベタつき感のせいか、私が個人的にこのテクスチャと相性が悪いからなのかはわかりませんが、乾いた手の平に塗り込んだ直後から、手汗がじんわり出てきてしまうという現象は変わりませんでした。
あくまで私の使用感なので、全ての多汗症患者さんに言えるわけではありませんが、重度の手汗で悩んでいる方は、「ロエグアを塗り込む＝汗スイッチをオンにしてしまう」という危険性があると言えるかもしれません。
Kanako
結論：ロエグアは重度の手汗対策には向かない
残念ながら、重度の手汗に悩む私にはロエグアは適していない商品のようでした。
成分から見ても、毛穴のない手の平や足の裏には、収れん作用を用いての制汗効果は期待できない部位でもあり、私のように子供の頃から重度の手汗で悩んでいる方にはオススメできません。
恐らくですが、ロエグアは多汗症患者向けの対策商品ではなく、最近手汗が少し気になってきたかな？など、比較的軽度であり、最近手汗を気にしだした方向け（精神的要因や季節的要因で手汗が気になりだした方向け）の商品なのかもしれません。
筆者の経験からお伝えしますと、重症レベルの手汗の場合は、やはり塩化アルミニウム液での治療が一番制汗効果は期待できます。
塩化アルミニウム液は個人的な使用感にはなりますが、手の平・足の裏の多汗症には他の製品とは比べ物にならないぐらい、高い制汗効果があります。
しかし、塩化アルミニウム液は専門病院等でないと入手できないことも多いため、ネット通販などで簡単に対策商品を購入されたい場合は、手汗クリームとして有名なテサランを購入する方が良いでしょう。ただし、テサランも塩化アルミニウム液に比べると制汗効果は低いため、過度な期待は禁物ですが、それでもある程度の効果は感じることができました。
テサランの制汗効果がどの程度あるかについては、こちらの記事で詳しく説明していますので、ご確認ください。
または、直接公式サイトより詳細をご確認ください。
| TESARAN（テサラン） | |
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| 容量 | 25ｇ |
| 価格 | １本 3980円（税別） ２本 7960円（税別） 【初回限定】３本＋おまけ１本 9940円（税別） |
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あなたの手汗の悩みに、少しでも当サイトがお役立ち出来れば幸いです。
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